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はじめに : パルティータ建築工房の家

機能的な家

住宅は、生活の器として、家族は一生の大部分を過ごします。
このため、住宅はまず機能的で住みやすいことが必要です。

機能的とは、時代と共に家庭内で発生するいろいろな要望を、実現できることです。
子供がまだいない時、小さい時、思春期、成人、各時期で、家の必要機能は変わります。
家主の仕事環境も、変わることがあるかもしれません。
大きな変化は、世代が替わる時です。
このように、家族を取り巻く環境は、時代と共にさまざまに変化し、又価値観も変わります。

家がこれらの変化に対応するためには、自由度を上げる必要があります。

私たちは、生活の変化に対応できる、フレキシブルな家づくりを目指しています。

心地良い家

次に目指すのは、心地良い家です。
住むことで、豊かさを感じ、生き生きと暮らすことができるような家、
仕事で疲れて帰ると、人間らしさを取り戻してくれる、憩いの場となり疲れを癒してくれるような家にしたいと思います。

外と内をつなぐ

家は外壁で閉じられていますが、窓を介して外部と内部をつなぐことができます。
窓をうまく配置することで、外と内をつなぎ、外の庭や樹木、空による景色、光や風を内部に取り入れることで、内部空間だけと比べ、何倍も豊かな空間にすることができます。

積極的に外と内をつなぎ、外部を取り入れることで、心地良い家をつくりたいと思います。

家をつくる:製作モノ

商品化された住宅(ハウスメーカーや設計施工)は、ほぼ例外なく、既製品建材の組合せでできています。
アルミサッシはもちろん、玄関扉、内部扉、階段、塗装された合板フローリングも、全て既製品です。
現場ではこれらを組み立てるだけです。

私たちは、この流れと逆に、できるだけ既製品でなく、製作モノを使いたいと考えています。
玄関扉も内部扉も階段も巾木等木部も、一つ一つデザインし製作してもらいます。
フローリングは無塗装品で施工し、他の木部と共に、現場で塗装します。
内壁は、ビニルクロスでなく、塗装壁や左官壁(あるいは布や紙)を使います。

なぜ、そんな面倒なことをするのでしょう。
それは、人の手でつくられた家は、既製品の組合せでできた家より、はるかに豊かで暖かく、味わい深いものができるからです。

環境にやさしい

これからの住宅は、環境に配慮した家づくりが求められます。
建物外周は、高性能の断熱層で覆うことが最低限必要です。
太陽光や風などの自然エネルギーを利用する、パッシブソーラーは、エネルギー消費を減らすだけでなく、心地良い豊かな家づくりにも合致します。

さまざまな省エネ、あるいはエネルギーを生み出す新しい技術が開発されており、必要に応じ採用を検討していきたいと考えます。

コスト

このように設計した家を、リーズナブルに実現します。
安全な自然材料は、人工的な工業製品と比べ、高価です。
品質に対し、納得できる接点を探していくことになります。

コストは、工事費のイニシャルコストだけでなく、光熱費等のランニングコスト、修理等のメンテナンスコスト、改修コストなど、全てを集計した、ライフサイクルコスト(LCC)で考えることが重要です。

一般に、イニシャルコストと、他のコストとは、相反する関係にあり、イニシャルコストを圧縮し過ぎると他のコストが上がり、LCCが高くつくことになります。

イニシャルコストが安くても、短期間で建て替えられてしまうと、存在期間当たりのコストは高いものになります。
イニシャルコストが少々高くても、生活の変化に対応し、長期間快適に暮らすことができれば、存在期間当たりのコストは安くなります。

長持ちする家をつくり、手入れをして大切に住むことが、存在期間当たりコストで考えれば、最大のローコスト要因となるのです。