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家が建つまでの流れ

家が建つまでの期間

話をいただいてから、着工するまで、過去事例で、最短6ヶ月強かかっています。
工事は木造2階建てで、5~6ヶ月程度なので、設計にかかってから、家が完成するまで、最低1年とお考え下さい。
近年、建築基準法改正で、確認申請に異常に時間を要したり、工務店と予算が合わず時間がかかることもあり、計画時は時間に余裕を持って考えることが必要です。

業務プロセス

無料相談/プロポーザル/設計監理契約

新築、増改築の住宅を計画され、当事務所に興味を持っていただいた方と打合せを行い、敷地状況、建主の希望や建物への考え方、要望、予算をお聞きします。
それらに対し当事務所が意見を申し上げると共に、当事務所の考え方をお話しし、作品を見ていただきます。
家に関わる相談について、当事務所の費用は発生しません。

ご希望があれば、プロポーザル(企画案)を有償(1件5万円:税別)で作成します。
建主にとって家を建てることは、経済上はもちろん、精神的にも大事業です。当事務所のプロポーザルは、これから大事業を始めるきっかけとして、有償とさせていただいています。(実際には、20~30万の費用がかかります)
当方も、真剣勝負のプロポーザルを作成します。
なお、プロポーザル提出後、ご契約いただいた場合は、設計監理料からこの費用は差し引きますので、実質無料です。

無料相談、プロポーザル、過去の作品を通して、当事務所の考え方や価値観が合うかどうか良く検討して下さい。
建築家との相性もチェックして下さい。設計監理をする場合は、これから長いおつき合いとなります。
建主と建築家とで、強い信頼関係を持つことが絶対必要です。

ここまでの段階で、考え方が合わない、プロポーザルの案が気に入らない、あるいは相性が悪いと判断された場合は、お断り下さい。

重要
当方で作成する、プロポーザル案は、当事務所の著作物です。
もし、やめられた場合は、プロポーザル案を、当方の了承なく他で使うことはできません。

設計を進める場合は、ベースとなる床面積、工事費を仮決めして設計監理料を算出し、設計監理委託契約を締結し、次の段階に進みます。以降有償となります。

基本設計

イメージ、夢、考え方を形にしていく段階です。
設計は、大まかな部分から、だんだんと細かな部分を進めていくのが原則ですが、部分的なイメージが先行することもあります。

設計の解は、1つという事はありません。
考えられる案は早い段階で全て洗い出し、比較し、よりよい案を絞っていきます。後になって、今まで想定していなかった案が浮上すると、大きな後戻りとなるからです。
設計では、常識を1つ1つ疑い、吟味し、本当に必要であれば採用します。
このような作業の繰り返しで、この段階は時間を要します。

プロポーザルが気に入られて進んでいるわけですが、より良い案が出れば、異なる方向となることもあります。
つまり、プロポーザル時点以降に、新たな要望を出されて、別案となっても問題ありません。

基本設計段階は、建主とのコミュニケーションが特に重要で、図面や模型や絵をもとに、できるだけ集中した打合せを行い(週1回~2週に1回)、いろいろなお話をしながら、一緒に設計を進めていきます。
建主に、積極的に意見を出していただき、議論しながら進める事が、良い結果につながると考えます。

形状だけでなく、仕上、仕様は、概ねこの段階で決まり、構造や設備の計画も行います。コストスタディを行い、予算に近づけていきます。
基本設計終了時に、決定いただいた案の、仕上、仕様、平面、立面、断面、構造、設備の概略資料、模型写真等を提出します。
実施設計に入ってからの、基本設計の大きな変更がある場合は、有償となることがあります。

実施設計

実施設計では、基本設計でまとめた計画を、実際に工事ができるように、又正確な見積ができるような実施設計図書を作成します。

基本設計図は、建主と設計内容の確認を行うのが主な目的なのに対し、実施設計図は、施工者に正確に設計意図を伝えるための図面となるため、専門的でわかりにくい記号のような図面となります。
詳細図が増え、多くの図面枚数となります。

並行して、確認申請図書を作成し、担当の役所に提出し、着工までに検査済証をおろします。

見積調整/工事契約/確認申請

当事務所は、施工会社(工務店)を、特定していません。建主の知り合いの工務店のケースもありますが、通常当事務所が建物の性格、規模、所在地により、リーズナブルに良い仕事をすると思われる会社を複数社セレクトします。複数の建設会社で見積合せを行い、一番安い建設会社に決定します。

建設会社の提出した見積詳細(内訳書)が、 工法やメーカーが設計意図から考えて適切か、無駄がないかどうかを細かくチェックします。
最安値の建設会社が予算内であれば、工事契約に進みます。

予算が合わない場合は、設計意図の範囲内で、優先順位を決めながら各工事の材料、工法で代替案があるかを模索し、建主と密に連絡を取り合いながら減額案を作成し、再度見積依頼します。
この作業を予算が合うまで行います。当然設計監理料の追加はありません。

調整には、時として時間を要することがあります。
納得できる見積額となり合意に達すれば、契約条件を確認した上で、建設会社と工事契約を結んでいただきます。

工事・工事監理

いよいよ工事となります。設計事務所の業務は、「設計」から「監理」に移ります。
目に見える部分はもちろん、地盤、構造体等、目に見えない部分までチェックしながら進めます。

施工業者は、設計図から直接工事するわけではなく、設計図から施工図を作成し、施工図をもとに工事します。
施工図は、本来施工側で作るのですが、多くの場合監理者が膨大な詳細図を作成し、納まりを決めます。仕上材料の材料、色や機器類等も、建て主と相談しながら最終的に決定します。

建主にとっては、今までは図面や模型だったのが、工事が進むにつれ実物の形が見えて来ます。そのため、工事中の設計変更が少なくありません。監理者は、工事に支障がないよう設計変更を行い、適切なコストとなるよう工事額の増減を調整します。

工事期間中工事工程をチェックし、定期的に建主、建築家、建設会社の三者で打合せを行い、工程を報告し、各局面での問題点を話し合います。

完成時には、役所の完了検査を受け検査済証を取ります。
建主と建築家の検査を行い、不具合部は直します。
各部の保証期間やメンテナンス体制を確認し、引き渡しとなります。

竣工後

建物の構造体や防水の保証期間は10年ですが、一般的な部分の保証期間は、建築2年、設備機器1年とします。
このため、竣工後1年目、2年目に瑕疵検査を行い、建物各部をチェックし、保証範囲の各部に問題があれば工務店は手直しします。
瑕疵検査以外でも、緊急の問題があれば工務店と連携し、速やかに問題を解決します。